歯磨き粉が歯茎の白い口内炎の原因になる?
毎日口の中を清潔にするために使っている歯磨き粉。しかし、その歯磨き粉に含まれる特定の成分が、人によっては歯茎の白い口内炎を引き起こす原因になっている可能性があることをご存知でしょうか。もし、口内炎が頻繁にできたり、なかなか治らなかったりする場合、一度お使いの歯磨き粉の成分表示をチェックしてみる価値があるかもしれません。口内炎の原因となりうる成分として、特に指摘されているのが「ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)」です。これは、多くの歯磨き粉やシャンプー、ボディソープなどに、発泡剤や洗浄剤として広く使用されている合成界面活性剤です。このラウリル硫酸ナトリウムは、口の中の粘膜を保護している粘液層を破壊したり、粘膜の細胞そのものを乾燥させたりする作用があると考えられています。粘膜のバリア機能が低下することで、外部からの刺激に弱くなり、口内炎が発生しやすい状態になってしまうのです。ある研究では、ラウリル硫酸ナトリウムを含まない歯磨き粉に変えたところ、再発性アフタ性口内炎の発生頻度が著しく減少したという報告もあります。もちろん、すべての人がこの成分に反応するわけではありません。しかし、もしあなたが口内炎に悩まされており、現在使用中の歯磨き粉にラウリル硫酸ナトリウムが含まれているのであれば、一度、この成分を含まない「低刺激性」や「ラウリル硫酸ナトリウムフリー」と表示された歯磨き粉に切り替えてみることをお勧めします。数週間試してみて、口内炎のできる頻度が減るようであれば、歯磨き粉が原因だった可能性が高いと言えるでしょう。歯磨き粉以外にも、香料やアルコールなどの刺激成分が合わない場合もあります。自分の体に合った製品を選ぶことも、口内炎予防の重要なステップの一つです。